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武道に“燃え、萌え” 22 (伝承編)

皆様こんにちは
整体院 湧泉(ゆうせん)です。

中高年から始める武道として、【不定期連載:武道に“燃え、萌え”】とタイトルして私見を述べさせていただいています。

今回は「伝承編」と銘打って、(流派の)技術や理念の伝わり方を考察してみたいと思います。

一昨日は、
“これは、店の伝統なのか?、彼のリズムなのか?、若さゆえの彼のリズムなのか?”
と書いて締めました。

これが、若さゆえの彼のリズムならば、年齢を重ねればあまりに長く伸ばすのは、難しくなるかもしれません。
あるいは、もっと味のあるリズムを身につけるかもしれません。

この彼に、後輩が出来ると考えてみましょう。
今、出来たならば、今のリズムを教わるだろうし、真似をすると思います。
10年後に出来た後輩ならば、10年後のリズムを真似するようになると思います。

この二人の後輩を比べれば、全く違ったリズムであろうと思いますが、

彼本人にとってはいつでも、“今の私”であり、“私のやりかた”

である
と感じていると思います。
(意識してリズムなどを変えたのならば、別ですが)

話しは変わって、学校の部活などでも、文化系・体育会系を問わず、久しぶりに母校に顔を出すと、顧問の先生の指導が随分変わっていたことを経験された方もいると思います。
先生も指導者として、日々成長しているわけですから、若い内は生徒と一緒にガンガンやっても、歳を取ってくれば、子供達を上手く乗せたり、仕向けたり、といったことも。

運動部であれば、ルールが変われば、試合の組み立ても変わるし、それによって強化しなければいけないところも変わりますから、稽古の体系も変化すると思います。
私の場合であれば、私が高校生の時の団体戦は「抜き試合」はほとんどなく、先鋒は先鋒とだけ、次鋒は次鋒とだけ試合をしていました。
勝っても次の試合はなく、目の前の数分間だけに全力を出せれば良かったので、持久力は二番目で、瞬発力とMAXパワーの強化を中心にしていました。
数年後の後輩達は、「抜き試合」が採用されていたので、持久走などが稽古に組み込まれていて、大変そうなのを覚えています(私は全く長距離はダメだったのでww)。

さて、やっと本題!
長々と、各種状況を書いてきましたが、武道でも全く同じだと、私は考えています。

神様みたいな偉い大先生でも、年齢と共に動きや考え方は変化している

それを認めた上でないと、技の理解は難しいと思います。

これは、変化している先生の方に問題を見るのではなく、変化していることを理解できない弟子の方に問題を提議したいのです。
(とりあえず、先生の方はアンタッチャブルでおいといて論を進めます。変数は少なくしておきたいです)

いよいよ、過激になってきましたが(笑)、続きは、次回以降にアップしたいと思います。


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by today_ohi | 2009-02-11 07:05 | 湧泉 | Comments(0)
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