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武道に“燃え、萌え”20 (番外編)

皆様こんにちは
整体院 湧泉(ゆうせん)です。

大晦日の格闘技大会を毎年楽しみにしています。
「Dynamite!!~勇気のチカラ2008~」←こっちの方です。

回転海老名固めも、チラミシマシマシタガ(笑)。

首を傾げるようなこともあったのですが、全体的には楽しめました。
特に、

「バダ・ハリvsアリスター・オーフレイム」

は、印象深い試合でした。
バダ・ハリ選手はもう一つ精彩を欠き、調整が上手くいかなかった感じが見られました。
しかし、K-1決勝で味噌をつけての緊急参戦ですから、言い訳にはならないでしょう。

それよりも、かねてから“打たれ弱い”と指摘されていたバダ・ハリ選手に対する、教科書に載せたいような攻略法が見られたことが興味深いです。

相手選手の前提条件としては、豪腕のパワーファイターが良さそうです。
そして、

・結して打ち合わないこと
・振り回すパンチはダメ

カウンターやコンビネーションなど、バダ・ハリ選手の素早い反応にはかなわないから。

・ガードは下げないで、しっかりと丁寧にブロックすること
特にリーチの長い、鋭いジャブは丁寧にブロック。
自分が打つときには、反対側のガードは開いてしまうことが多いですが、しっかりと顔の横に貼り付けておく。

・しっかりガードしたら、インファイトを考えて内側から思いパンチを顔面へ
バダ・ハリ選手はリーチが長い分、インファイトは苦手な感じです。

以上が私の感じたことです。
過去を振り返っても、K-1でのレミー選手は、打ち合いながらも丁寧にブロックしていました。
レイ・セフォ-選手は豪腕ですが、バダ・ハリ選手の距離で撃ち合い、中に入れてもらえなかった、バダ・ハリ選手のペースでやられました。
打ち合った選手は、ことごとく粉砕されているイメージがあります。
手足の長さ、スピード、反応、どれをとっても最高の選手だと思います。

今回の試合です。
格闘動画大全集
http://crazy8beat.blog59.fc2.com/blog-entry-46.html

・以下に書かれている時間は、上記動画の秒数です。

オーフレイム選手のクセなのか、意識していたのかは分かりませんが、パンチが縦に出ることが多い気がします。
特に、最初にバダ・ハリ選手がビビったと思われる、スマッシュ気味のアッパーは見事にガードの間をすり抜けていました。

試合の中では、6分36秒あたりです。

スローは9分4秒~9分6秒ぐらいに見ることが出来ます。

随分前の「はじめの一歩」で真田選手が使った“燕返し”を思い出しました。
二段ではなかったけれど(笑)。

また、ガードの固さは9分25秒ぐらいのスローが顕著です。

オーフレーム選手が、一度左にダッキングしてから左フックを出していますが、その間も右の腕は頭部をしっかりガードしています。
バダ・ハリ選手の後から出てきた左をしっかりとしのいでいます。
バダ・ハリ選手が調子が良ければ、もっと早くカウンターが極まったのかもしれませんが、いずれにせよしっかりとした“豪腕”のガードは、簡単には崩れないと思います。


そして、ここからが本番です!
この試合を見て一番感じたのは、


 勝負は顔じゃない!! 



これに尽きます。

1分34秒ぐらいから入場が始まり、1分54秒ぐらいで顔がアップになります。
試合直前のこの段階でも、気合は入っていますが、人の良さが分かるような牧歌的な顔です(笑)。
リングを降りれば、オーバーオールが似合う、今年のチューリップの作付けを心配するような“村一番の力持ち”といったイメージです(私の妄想ですがww)。

かたや、バダ・ハリ選手はアラブ系の“いかにも”な顔立ち。
ゴールデンボーイとも言われていますが、今回は「悪魔王子」の方をチョイスされての参加です。

振り返ってみれば、色んな場所で、色んな方が、(私も含めて)相手にビビっていると、

「バカヤロー、勝負は顔じゃないんだYO! やる前からビビってどうする!!」

と、ご指導を受けていたと思います。
この試合は、まさしくそれを端的に見させてくれたと、私は思いました。

まさしく、「勇気のチカラ」でした。
自戒も含めて、ですね。
(´-ω-`;)ゞポリポリ


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by today_ohi | 2009-01-09 07:24 | 湧泉 | Comments(0)
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