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気持ちの問題 4

皆様こんにちは
整体院 湧泉(ゆうせん)です。

23日の続きです。

理路整然とすっぱり切る、ことによって感情的な軋轢も生まれてきます。
論理が整っていれば、整っているほど「取り付く島もない」と感じられる方も多くなっていきます。
(理屈好きな私は、「お見事!!」と喝采を送ってしまうのですが)

(一般に言うところの)科学的に正しいことと、間違った情報に対しての“もう少し私の意見も認めてよ”は相容れないものだと思います。

以下に、“すっぱり切る”代表例を上げてみたいと思います。
個別の具体例ではなく、総論として読んでください。
(別のテーマで書いた記事の再アップです)

 
(o・ω・o)ノ++添付開始++ヽ(o・ω・o)

食品やグッズなどに“科学的”な解説も付いていますが、よくある論理展開を考えてみます。

1:△△は今の科学では説明できない。…事実

2:科学ではわからないことがたくさんある、あるいは万能ではない。…事実

3:だから、△△は本当かもしれない。…推論


 1が事実であったとしても、いろんな可能性があります。
△△がそもそも科学の対象ではなかった場合には、永久に科学で説明されることなどないでしょう。

また、ゆくゆくは科学になるけど今はまだその時期ではないから説明できていないだけかもしれません。

1だけからは何とも言えないわけです。
すると、2が成り立っていても、3は出てきません。
1と2は独立の話ですから、3は導けない。

結局、この三段論法っぽいものは、何も言ってないのと同じ事です。
その他、良くある指摘に対する答えとしては、

Q:
既存の科学の常識にしがみついている人達にとって、その常識を超える事実を見る(認める)ことはできない?
 
A:ただの偏見です。
科学の側は、鵜の目鷹の目で新規な現象を探しているので、常識を越える事実はいつでもウェルカムです。

研究費を申請し、論文も出せる、でかいプロジェクトの音頭をとれる絶好のチャンスですので。ただし、それが科学的手法によって事実であると確認された場合に限りますが。
(多少ひねった書き方ですが、その通りだと思います)

Q:現時点で分かっている科学的なことだけに固執するのか?
科学で解明出来なくて、理論付けできないから「インチキ」というのは、科学のおごりでは?

A:既に相当な精度で確認されたことがらの広範囲な否定を行うためには、それなりの証拠が必要です。
“現代科学を根底からくつがえす”ような商品ならば、それなりの大きな力を持つ証明や理論が必要になると思います。

Q:宇宙、自然の摂理を考えると、科学では解明出来ない事の方が確実に多い。

A:その通りだと思います。
しかしこのことが、特定の商品や理論をを擁護する根拠にならないということでもあります。 (o・ω・o)ノ

++添付終了++ヽ(o・ω・o)


如何でしたか?
ご自分が話したことに対して、「それは違うよ」と、理路整然とこのような感じで説明されたら?
正しいことだし、理論的な隙もない。

「そうだったんですか。私は知らなかったです。(あるいは)私が間違っていましたね。」

と、素直に答えられるでしょうか?
二人っきりの時や、みんなの前で一席ぶった後に指摘をされて。
(。-`ω-)ンー



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by today_ohi | 2008-11-26 14:01 | 湧泉 | Comments(0)
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