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武道に“燃え、萌え” 5

皆様こんにちは
整体院 湧泉(ゆうせん)です。

不定期掲載「武道に“燃え、萌え”」です。
今日は柔道についてアップしたいと思います。

柔道はどんな競技かと言えば、相手を投げたり、押さえたりして勝敗を決めます。
その中で最も特徴的だと考えるのは、関節技と絞め技の存在です。

関節は肘のみですが、捻ったり、逆に曲げてもかまいません。
絞め技は相手の首を、腕や道着の袖、足の力を使って締め上げます。
いずれも、相手をギブアップさせるまで追い込むことがルールで認められています。

現在では“総合格闘技”として、ギブアップさせることも珍しくありませんが、普通の人が参加しやすいものでは数少ない競技だと思います。

柔道の稽古、経験の中で、私が特に主張したいのは、

受身はともかく役に立つ!

です。

“投げる”ことが技術の中心にある格闘技では、上手な転び方を練習します。
上手な転び方、すなわち受身のことです。
実生活では、つまずいて踏ん張ることはあっても、前に回ったり、後にスムーズに転がったりすることはまずありません。
相手を攻撃することに注目が集まりますが、柔道の特徴として、投げられることになれる、スムーズにころがる事が出来る、があります。

柔道に限りませんが、投げ技のある格闘技をやっている方と、そうではない方の一番大きな違いは、

※転んだときにアゴを引くなど、瞬間的に反応できる→頭を守ることが出来る

ことです。
私の周囲でも、“柔道やっていてよかった”と話す内容の大半は、“受身を知っていてよかった”に集約されます。

もう一つ受身によって養われるものがあります。
それは、

※身体が衝撃に強くなる

ことです。
柔道場はスプリングが効いていて、投げられた衝撃は逃げるようになっていますが、それでもかなりのショックを身体が受け止めます。
“○○筋が発達する”といった具体的な部分ではなく、内臓も含めた身体全体が丈夫になります。
ここでいう“丈夫”は“病気に強い”ではなく、“(物理的な)衝撃に強い”です。
前述した転び方のように、どこで役に立つとは具体的に挙げることはできませんが、何かとぶつかったときに、思いもかけない強さを実感させてくれます。

次回も柔道の続きをアップさせていただきます。
若いときにガンガンやるのとは少し視点を変えて、中年からの稽古を考えてみたいと思います。


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by today_ohi | 2008-06-18 07:48 | 湧泉 | Comments(0)
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