人気ブログランキング | 話題のタグを見る

武道に“燃え、萌え” 13

皆様こんにちは
整体院 湧泉(ゆうせん)です。

中高年から始める武道として、【不定期連載:武道に“燃え、萌え”】とタイトルして私見を述べさせていただいています。

今回は合気道についてアップしてみたいと思います。
昨日の続きです(二回目)。

合気道を中高年から始める運動として考えると、他の武道やスポーツにない特徴があります。
下記に要点をまとめてみました。

・同じ技の左右を等しく稽古します

ほとんどの武道やスポーツでは、右利きならば右だけ、左利きなら左だけと、身体の回転が一方向だけになっています。
熱心に稽古すればするほど身体にかかる負担が偏ってしまい、これがスポーツでのケガに繋がることが多々あります。
合気道にはその心配がありません。

必ず左右の技を相手にかけて、また、相手から左右の技をかけられて受身を取るので、負担が均等になります。

・無理な力を使わずに稽古をします

技をかける側も、受身を取る側も、相手の力の方向を感じて合わせていくこと(合気)を重視します。
すなわち、無理に引っ張ったり、踏ん張ったりすることが少ない動きなので、余分な筋肉もつきません。

・年齢、経験、性別の差が無く稽古ができる

形稽古(約束稽古)が中心のため、今日入会した人と何十年のベテランでも、五歳の幼稚園児と100㎏を超えた社会人でも、一緒に稽古ができます。
乱取りや組手ならば、相手が弱すぎると稽古になりませんが、

形稽古はそれぞれが、それぞれのレベルで追求できる

ところに良さがあります。

・受身を重視します

ただ投げられてお終いではなく、受身にもキチンとした意味があります。
柔道では投げられると負けなので、投げられまいと踏ん張りますが、

合気道はそれを負けとしていないので、踏ん張るよりも相手に付いていくこと

を考えます。

投げられてケガをしないのはもちろんですが、相手にそれ以上の攻撃をさせないために積極的に相手の動きを捉え、ついていきます。
そのときに、身体の柔軟性や反応が育てられます。

メンタルな面も含めて、次回のアップでまとめてみたいと思います。


ご質問がございましたらお気軽にどうぞ。 (^^)/
いつもの日記はこちらのブログです。
http://cplus.if-n.biz/5000286/

ホームページはこちらです。
http://www.yusen.jp/index.html
by today_ohi | 2008-10-04 04:02 | 湧泉 | Comments(0)
<< ケサランパサラン続報 武道に“燃え、萌え” 12 >>