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“あの夏の日”とは違います

皆様こんにちは
整体院 湧泉(ゆうせん)です。

この時期になると、道場で稽古している子供達の体調管理に気をつけます。
夏の稽古で、つい口に出したくなるのは、

「これくらいの暑さで何を言っているんだ!」

基本的にはある程度厳しくしていないと、“暑いから動きたくない”という、しごく真っ当な意見が多勢をしめます。
私も加わりたいです(笑)。

それはさておき、、、いくつかのポイントを押さえて子供達には頑張ってもらいたいと思っています。

・子供の平均体温は高い
普段でも、のどが渇きやすかったりしていますので、水分補給のタイミングに注意したいです。

・子供の体力を考えて我慢させる
運動の指導では、“子供は小さな大人ではない”とよく言われます。
大人が我慢できることを、スケールダウンすれば良いわけではないのです。

更に、付け加えて考えなければいけないと思うのが、平均気温の上昇です。
夏の暑さも“猛暑”から“酷暑”にいつの間にか表現が変わっています。
現在の私は46歳ですが、私が小学生だった30数年~40年前に比べれば、コンクリート建造物やエアコンの室外機などが圧倒的に増え、緑地の減少などにより、体感温度も違っていると思います。
“昔の子供は夏はもっと…”といった過去の条件とは違っていると思います。

もう一つは、子供達の身体の変化です。
ヒトは3歳までの環境で汗腺の量が決まるといったレポートがあります。
例えば、現在12歳ぐらいの子供が生まれたころを考えてみましょう(私は35歳ぐらい)。
既に、エアコンの恩恵をかなりの方が受けていたと思います。

汗腺の量が少なければ、体温も下がりにくい。

子供の夏の稽古は、昔よりも強い暑さであり、熱を逃がす身体の仕組みも弱いことを考慮したいです。


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by today_ohi | 2008-07-18 07:39 | 湧泉 | Comments(0)
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