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転び方?2

皆様こんにちは
整体院 湧泉(ゆうせん)です。

2月3日にアップした記事に関連しています。

道場で稽古をしていると受身の話になることがあります。

「どうしたら奇麗に回ることが出来るのか?」

これは、

「どうしたら痛くない受身が出来るのか?」

と読み解くことも出来ると思います。

投げられ方によっては、相手の肩ぐらいの高さから落とされることもあるし、平均すれば腰ぐらいの高さから落ちますし、その僅かの間に器用に態勢を整えなければなりません。

投げられるのは誰でも出来ますが、問題なのは落ち方、、、ケガをしない落ち方なのです

大人の方は時代劇などが参考になるかと尋ねられる方もいらっしゃいます。
参考にはなりますが、私的にはもう一つだと考えています。

・どちらかといえば、剣などの武器を持って戦うので、斬られた→倒れたの動きが多いこと。
・袴などを着けた和装では動きが見にくいこと。
・華麗な剣さばきではないですが、“魅せる”ために剣を持って派手に立ち回ることが多い

などを理由としています。
では他に参考に出来るものがあるのでしょうか?
あります。
それは、

「戦隊物」

です!


日曜の朝にやっている○○レンジャーです。
子供の番組?
そういった視点はちょっと置いといて、格闘シーンにご注目ください。
主役達ではなく、全身スーツで動きの分かりやすい「敵役の皆さん」に注目してください。
ある時は、ビルの床で、ある時はコンクリートの上で、ある時は河原で、奇麗な受身を取っています。
実際に投げられたことのある方は笑えないと思います。
アクションを仕事として、毎日稽古をしてその上で“表現”をしています。
想像してみてください。
投げられた相手役が、奇麗な受身を取ってしまってはだいなしなんです。
いかにも「やられたぁぁぁ~」といった感じで体勢を崩して跳ばなくてはなりません。
その上で全身を上手に使って受身を取っています。
(体が丈夫、衝撃に耐えられるといった訓練も重要ですが)

道場に入門でもしていない限り、実際に転がる機会は無いと思いますがイメージトレーニングとしてこういった番組も大変に参考になると思います。


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by today_ohi | 2008-02-16 11:39 | 湧泉 | Comments(0)
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