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“あるある”で考える永い道 3

皆様こんにちは
整体院 湧泉(ゆうせん)です。

“あるある”問題も落ち着いたのか、テレビでは相変わらず怪しい情報番組が放送されています。
やはり、見る側も提供される情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、ある程度の選択が出来る知識が必要になると思います。
個別の知識は調べてみるしかないのですが、その資料がはたして良いものかどうか、更に悩んでしまうところです。
幅広く、色々な意見を読んでみるのが一番なのですが、資料によっては「結論ありき」で、恣意的に資料を使い、読者を誘導していくものもあります。

同じ『A』という資料も、観察する側面が違えば全く違う姿を見せてしまいます。
資料を検討するときには、そういった各事象を、並列に扱うのか、意図的に一方向だけしか見せないのか、を判断する必要があります。

そういった、“意図的に仕組んだ情報操作”に対する科学ジョークに、

「DHMO排斥運動」

というのがあります。

以下に示す化学物質を皆様は安全だと思いますか?
・その化学物質の名前は、DHMO(デ(ジ)ィハイドロジェン・モノオキサイド)といいます
・ほぼ、無味・無職・無臭であるが、毎年沢山の人々を死亡させている
・常温では液体だが、揮発性があり密閉しないと待機中に拡散してしまう
・酸性雨の主成分である
・金属の腐食に関与する。特に鉄に対しては強く、多大な被害を上げている
・液状のDHMOを呼吸器に吸引すると、急性の呼吸不全を引き起こし、最悪の場合は死亡する
・大量に摂取すると、ケイレンや意識障害、下痢、嘔吐、などを引き起こし、最悪の場合は死亡する
・世界の主要な都市圏に住む女性の母乳中からは85%以上の高濃度で、DHMOが検出される
・DHMOの代表的な禁断症状は、猛烈なのどの渇きを訴えること。放置すれば必ず死亡、その確率は100%
・犯罪者の血中、尿からは必ず大量のDHMOが発見される
・犯罪のほぼ100%が、何らかの形でDHMOを摂取してから24時間後に起こっている
・重度の火傷の原因にもなり、個体のDHMOは長時間人体に触れていると、組織障害を起こします
・その他、軍事、環境、に影響するだけではなく、チェルノブイリや美浜原発の死亡事故もDHMOの特性が大きな働きをしています

このような危険物質をいかが思われますか?

このネタ(科学ジョーク)を初めて知ったのは、“と学会 『トンデモ本の世界R』”です。
その後、関連事項をネットで引いてみたら、けっこう存在していました。
頭の体操として、良く考えられているジョークとして、ついつい笑ってしまいます。

しかし、同じ事象でもどのように印象づけたいのか、情報の送り手の意図により、受け取る側の印象が大きく変わってしまう。
そのような、シニカルな笑いを感じていただければ幸いです。

DHMOの正体については次回のアップで。

ヒント
“類似ジョークとして、「パンは危険な食べ物」”

といったものがあります。

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by today_ohi | 2007-04-25 10:55 | Comments(0)
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