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強風とマフラー

皆様こんにちは
整体院 湧泉(ゆうせん)です。

堅い話題が続いたので、ちょっと気分転換は如何でしょうか。
暖冬とはいえ、やっぱり肌寒い日もあります。特に日が沈んでからが、ぐっと冷え込むようです。

東洋医学では「風門(ふうもん)」のツボから、風邪(ふうじゃ)が入りカゼを引くと考えています。
・風門 … 首を前に倒したときに一番出っ張る背骨から2つ下の出っ張りを探す。その両サイドにあります。

カゼの初期に背中や肩口がスースーするのは、そこから風邪が侵入しているからとしています。
この数日のように、春先の風の強い日は首の周囲にマフラーなどをして、風邪の侵入を防いでみるのも、カゼ防止には良いと思います。

また、物理的にも「衣服内の煙突効果」の防止が考えられます。
体温で暖められた空気は、衿から外に逃げてしまい、変わりに冷たい空気が入ってきます。
結果として、身体を冷やしてしまいます。
その時に、マフラーなどで煙突効果を遮断すれば、身体はいつも温かい状態です。
体幹部が暖かいと手足へも温かい血液が流れ、血流量も制限されることがありません。
全身の冷えが改善される要素の一つだと思います。


「背中が冷える、身体が冷える、カゼを引く」といった経験をどのように解釈していくのか、考え方の差異が興味深いです。

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by today_ohi | 2007-02-16 06:40 | 湧泉 | Comments(0)
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