年末年始は、つい食べ過ぎや飲み過ぎになりがちです。健康情報にもたくさん触れる機会があると思います。
東洋医学的な見方、西洋医学的な見方、色々な切り口があると思います。
東西両医を考えるときの重要なポイントの一つに、呼称の問題があります。
なぜ、
同じ臓腑の名前でも働きや説明が違ってくるのか、簡単にまとめてみました。
(ツボの探し方、押し方と同じく、この文章も定期的に再アップしたいと思います)
「「「「「「「「「「「「「「「☆再アップ開始
「名前は同じなんですが」
お客様: 「効く~、そこのツボは何?」
私: 「肝臓関係です」
お客様: 「肝臓ですか」
私: 「いえ、東洋医学の“肝の臓”です」
お客様: 「肝臓ではないのですか?」
私: 「そうです。西洋医学の肝臓ではありません。東洋医学の“肝の臓”です」
お客様:「はああ?」
お客様とお話しさせていただいるときの一場面です。
何故、説明が分かりにくくなってしまうのでしょう?
東洋医学と西洋医学には共通して使われる「専門用語」があります。
内臓の名前だけでなく、血、脈など組織や器官など多岐に渡っています。しかし同じ言葉を使いながら、東洋医学と西洋医学では意味するものが大きく違っています。
どうしてそうなったのか?
歴史的には下記のように考えられています。
西洋医学の原典を翻訳するときに、全く新しい専門用語を作るのではなく、既に東洋医学で使われている言葉を流用した。
そのため一つの名称が、
東洋医学と西洋医学の二つの意味を持つようになった。
私達が持っている身体に対する考え方のほとんどは、西洋医学的な知識ですが、、、
同じ用語を使っていても、東洋医学の解説や説明を読んだり聞いたリするときには、全く違う理論体系だと考えてください。
どちらも、身体の仕組みを解釈するのですが、東西両医では大きな考え方の差があります。過去にこのような成因があったと覚えていただければ、混乱も少なく東洋医学的な知識に触れられるのではないでしょうか。
「「「「「「「「「「「「「「「☆再アップ終了
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