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葛飾のバッタと、常識の変化

皆様こんにちは。
整体院 湧泉(ゆうせん)です。

“葛飾にバッタをみた”は、なぎらけんいち1973年の名曲です。
同級生とバッタリ会うと、友人は出世して裕福になり青山のマンション住まい。
今でも貧乏な自分との対比が、ペーソスたっぷりに歌われています。

先日、久しぶりに聴くと、時代の流れや価値観の変化を感じました。
金持ちはマンション住まいで、管理された環境。
貧乏人は空が見えて、近隣には草が生えて、バッタを見る。


当時は、今のセンスで言えば無機質で、自然環境と乖離するほど“現代的な”生活だったのか。
そういえば、映画の中の未来都市は、草なんか生えていなかったな(笑)。

ひるがえって、現在を考えれば、立派なマンションには緑があり、経済的な余裕があるほど、自然を取り込める設計の住居を選択できるようになっていると思います。
安いワンルームは、コンクリートジャングルの中で、それこそバッタの一匹、コオロギの鳴き声すら聞こえない環境。

(^_^;)

“人に優しい”
上記のようなフレーズを見聞きするようになったのは、いつ頃からでしょうか。
社会生活の変化によって、人の健康状態も変わってきます。
そのため、健康常識も変化するし、新しい知見を受け入れていきたい。
意見が変わることは、節操がないと非難されることではないと思います。

“健康商売”は、そういった変化に対応して、新しい切り口、新しいカテゴリーをつくって、人々に訴えます。
それ自体は悪いことではないと思いますが、根拠のない健康法や、イメージ先行の流行には乗らないように注意していきたいですね。


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by today_ohi | 2009-09-13 06:40 | 湧泉 | Comments(0)
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