皆様こんにちは。
整体院 湧泉(ゆうせん)です。
8日、9日の記事に関連して、「肉体のピークはいつなのですか?」
と質問を受けました。
私の実感や、周囲の観察での話になります。
肉体のピークにも種類があり、
肉体のピークが、(競技者として)一番状態がいいとき=一番成績がよいとき
とは限らないからです。
肉体のピークとは、スピード?、マックスパワー?、持久力?、回復力?、etc。
まず、
単純なスピード勝負ならば、10代の後半〜20代前半が最速だと思います。
これを第一期の完成とします。
その後も稽古を続けることによって、技術的な習熟や肉体の発達と充実が続き、肉体としては一番強くなり、それに併せて、駆け引き、緊張のコントロールなどを覚えていきます。
単純なスピードでは負けますが、競技者としては最高の状態になるのが、20代中盤から後半、競技によっては30代も。
これを第二期の完成とします。
例えば、100m走で考えてみます。
研究室などで、純粋に反応速度や回転数などを調べれば、第一期に軍配が上がると思います。
ところが、実際にトラックで競争や、計測をすれば第二期の方に軍配が上がると思います。
また、100mとマラソンなど、競技の種類によっては、トップ選手の年齢に差がつきます。
これは、
その競技では何が有利に働くのかが問題になります。
心理的な駆け引きなのか、筋肉の能力なのか、etc。
普通の人でも、全体的な調子の良さは、肉体的なピーク(第二期)よりも、年齢は上の方にずれるかもしれません。
これは、肉体の充実も大事ですが、精神的な成長(身体の使い方、駆け引き、緊張のコントロール)などが、結果に大きな影響を及ぼしているからだと思います。
上手く表現できませんが、
・単純に一番動けるのは肉体的なピーク間近で上昇中の時、だけど暴走の危険性も
・仕事でもスポーツでも、よい結果を残すのは、それを上手に使える精神的な力が出来てから
であり、
・肉体のピークを単純に筋力測定した値として見るのか、実際に何かを行ったときの結果で見るのか
では違ってくると思います。
ご質問がございましたらお気軽にどうぞ。 (^^)/
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